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のぼうの城   和田竜
2012年03月01日 (木) | 編集 |
評価△

「のぼうの城」
和田竜 著

小学館


2012年映画化作品!


【のぼうの城の紹介】

戦国時代―
豊臣秀吉は天下取りに王手をかけ、関東の北条攻めに乗り出します。
北条の本拠・小田原城を大軍で囲みつつ、各地の支城にも攻撃を開始しました。

秀吉の配下・石田光成には、武州・忍城の攻略が命じられます。
迎え撃つ忍城の大将は、「のぼう様」と呼ばれる大男。
率いる兵力は、わずか500と寡兵ながら、豊臣軍との戦いを決意します。

忍城とのぼう様の運命は・・・


【のぼうの城の感想】

「こんなに面白い本ははじめてだ」
絶賛していた声を聞きつけて注目していたのが「のぼうの城」でした。
それ以来、気になってはいましたが、読む機会がなく、今頃になって読みました。

カバーには、「爆笑問題の太田光のマイベスト本」と書かれています。
さらには映画化したということで期待は高まります。

ストーリーは、戦国時代の豊臣VS北条の戦いのうち、末端の城での攻防戦を描いています。
見所は、豊臣秀吉の大軍にわずかな兵で立ち向かう合戦だとか。


ここからは、少しネタバレになります!













見所の合戦は、たったの一回だけです。
初戦の激突が終われば、あとは水攻めになり、軍の激突はなくなります。
厳密にいえば、終盤に再び両軍が激突するんですけど、尻切れトンボに終わります。

時代小説の熱烈な合戦ファンにとっては、不完全燃焼でしょう。

「のぼうの城」のもうひとつの見所は、主人公・のぼうです。
のぼうは、豊臣秀吉の軍に攻められて絶体絶命の危機に瀕した城の大将です。
しかし、のぼうは武術の才能がなく、農作業が大好きなダメダメ武将です。
「そんな武将に大将が務まるのだろうか?」と不安になりますが、終盤になるにつれ、器の大きさをあらわしはじめます。
というより、ほぼ別人に変容します。

のぼうは、武芸の才能がなく、かっこよくもないのですが、不思議な才覚をもって、危機を乗り切っていきます。
意外な活躍をみせるのぼうが物語を面白くしているのだと思います。
反面、文武両道で容姿端麗なスーパー主人公を求める読者は、ガッカリしてしまうでしょうね。
のぼう=普通の中年男ですから。

私の評価は、「確かに面白いけど、評判ほどではないな」というところです。





【外部リンク】のぼうの城(上)が送料無料で購入できます。
とりあえず、上巻だけ読んで、気に入ったら下巻をゲットするのが良いと思います。









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