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長英逃亡
2011年06月10日 (金) | 編集 |
評価☆
「長英逃亡」(上・下)
吉村昭 著

文庫本:新潮文庫(1990年9月)




【長英逃亡の紹介】

鎖国で諸外国との交流を絶っていた江戸時代。
シーボルトの弟子で蘭学者の高野長英は、鎖国政策を批判し、投獄されてしまいます。
牢内で囚人生活を送っていた長英は、自分の釈放の見込みが薄いことを察知します。
そして、脱獄を決行するのです。

脱獄は成功したものの、お尋ね者となった長英には追手が迫ります。
長英は、逃亡生活をはじめることになるのです。


【長英逃亡の感想】

脱獄といえば、海外ドラマのプリズンブレイクが人気です。
個人的には、プリズンブレイクよりも、「長英逃亡」が面白いと思います。
海外ドラマ特有のハードアクションな展開はないのですが、追われる恐怖をスリリングに描いているからです。

いつ捕まるかもわからないだけに、ドキドキしながら読むことが出来ます。
しかも、登場人物の高野長英や老中の水野忠邦は、歴史上の実在人物です。
当時の政治や監獄事情も知ることができます。

著者の吉村昭さんは、他にも投獄小説を執筆しており、逃亡小説のエキスパートともいえます。
また、膨大な資料をもとに、過去をよみがえらせる歴史の再生家でもあります。
歴史が好きならば、ぜひとも一読してほしい小説です。













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