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阪急電車 有川浩
2010年09月15日 (水) | 編集 |
評価☆ 阪急電車の利用者限定の評価です
「阪急電車」
有川浩 著

文庫本:幻冬社文庫(2010年8月)
単行本:幻冬社(2008年1月)




【「阪急電車」の紹介】

本の紹介の前に、まずは阪急電車についてご説明。
阪急電車は、兵庫・大阪・京都を結ぶ私鉄です。
広域電鉄のJRとは違い、停車駅が多く、超ローカルな駅が存在するのも特徴です。
兵庫県内の路線は、やや上品なイメージがあります。

前置きはこのくらいにして、内容を紹介します。
この小説は、阪急電車に乗車する人たちの人間ドラマです。
目次には、阪急電車今津線の駅名がタイトルとして、ずらり並んでいます。

一話ごとに、タイトルの駅を舞台いストーリーが展開します(車内の場合も多いですが)。
ストーリーは、一話完結の短編小説の体裁でありながら、連作小説でもあります。

第一話目は図書館に通う男女の恋愛を描きます。
この男女は、第二話以降にも登場します。
そして第三話目では、第二話の主人公が登場します。

誰かと誰かが繋がりながら、宝塚から西宮北口までの車内と駅を舞台に物語は進んでいきます。


【「阪急電車」の感想 by元図書館司書】

阪急電車の線を利用する人にとっては、親近感あふれる小説です。
関西人なら、書店で思わず手に取ってしまうのではないでしょうか。
私は通学に阪急電車を使っていたこともあり、レジに直行してしまいました。
知っているスポットが登場するというだけで、ワクワクするものです。

物語は、若い男女の恋愛話が大半です。
主人公たちが自らの未来を阪急電車での出会いをキッカケに切り開いていきます。
不幸な境遇の主人公たちの行動は、勇気あり、ポジティブでもあり、爽快な気分になります。

ただ、やっぱり小説だな、と思います。
現実には、電車の中で見ず知らずの人に話しかけ、親密になるなんて、一生に一度あるかないかの話でしょう。
電車のトラブルだって見て見ぬ振りされるのが悲しい現実です。

これはありえない、という展開もチラホラ。
ありえないとは思いながら、「阪急でなら、もしかすると、あるえるかも?」とも感じてしまいます。
これがJRや地下鉄だと、「あり得ない」と一笑していたかもしれません。
阪急電車を選んだのは、絶妙の一言に尽きます。

それにしても、この本は関東でも売れているのでしょうか?


【おまけ:著者について】

「図書館戦争」をはじめヒット作を多数もつ人気作家です。

「塩の街」で第10回電撃小説大賞を受賞してから、わずか数年でこの活躍ですから、驚きです。

ちなみに、「図書館戦争」はアニメ化しました。












コメント
この記事へのコメント
はじめまして。
有川浩さんの「空の中」がわりと面白かったので、この本に興味を持ちました。
目次にちょっと小技を入れるのが好きな方みたいですね。

関西方面のことがさっぱり分からないので世界観に入り込めるか分かりませんが、読んでみようかと思います^^。
2010/09/21(火) 12:36:51 | URL | みる川よむ蔵 #buI3a3AE[ 編集]
Re: はじめまして。
みる川よむ蔵さん、はじめまして。
コメントありがとうございます。

「空の中」は読んだことがありません。
面白いのなら、私も読んでみようと思います。

コメントをいただいた上に、本の情報までありがとうございます!
2010/09/22(水) 01:08:36 | URL | 元図書館司書 #-[ 編集]
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