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ブルボンの封印
2009年04月12日 (日) | 編集 |
評価☆☆
「ブルボンの封印」
藤本ひとみ 著 (新潮社)





【本の紹介】

中世ヨーロッパが物語の舞台です。

主人公のマリエールは、赤子の頃に拾われて育てられました。
肩には謎の刻印があります。
マリエールの人生を一転させたのは、恋する貴公子の存在です。
「謎のすべてを、自分の手で解いてみろ」
貴公子の言葉でマリエールの人生は動きはじめるのです。

やがて、物語はフランス・ルイ王朝の陰謀が渦巻く世界へと流れ込んでいきます。
ちなみに、1993年には宝塚歌劇団の公演にもなりました。
雪組の一路真輝、紫とも、高嶺ふぶき他が出演しました。


【感想】

「ブルボンの封印」は、有名な鉄仮面伝説を新しい解釈で描いた作品です。
鉄仮面をつけたまま牢獄で人生を終えた気品ある男。
男の正体は謎に包まれたままで、鉄仮面伝説として語り継がれていきます。

この鉄仮面伝説は「ダルタニャン物語」でも扱われています。
鉄仮面伝説を知らない方が新鮮で楽しめると思います。

物語のもうひとつの軸は、主人公をめぐる恋模様です。
歴史とミステリーが好きで、恋愛物が読みたい人には、ストライクな作品です。

少女マンガっぽい雰囲気も感じます。
現に少女マンガ化もされています。

もちろん、男性の方も楽しめます。
本の解説を担当した常盤新平は、「酒場で中年サラリーマンにおもしろいと力説された」と語っています。

世界観がしっかりしているからこそ、壮大な歴史小説として成立しているのです。

著者が中世ヨーロッパをモチーフにした作品は他にもあります。
ヨーロッパ三部作といわれ、「逆光のメディチ」「ハプスブルクの宝剣」があります。
私は、「ブルボンの封印」が断トツに好きです。


【この本の関連リンク】

ブルボンの封印Wikipedia


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