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イニシエーション・ラブ
2009年05月24日 (日) | 編集 |
評価☆
「イニシエーション・ラブ」
乾くるみ 著

単行本:原書房(2004年4月)
文庫本:文春文庫(2007年4月)



【イニシエーション・ラブの紹介】

「彼女いない歴=年齢」の鈴木は、代打で参加した合コンでマユと出会います。

無難に合コンを乗り切ることが目的だったはずが、マユを気に入ってしまいます。

一方のマユは小柄で幼く見える女の子。

やがて二人は恋人になり、幸せな時が流れていきます。


【感想】

本の裏表紙には、「傑作ミステリー」と紹介されていました。

表紙をもう一度見て、中身をペラペラとめくってみたのですが、どうみても恋愛小説です。

ミステリーらしさを感じることはできませんでした。

しかも、「最後から2行で、本書は全く違った物語に変貌する」と書かれていました。

「これは一体どういうことだろう?」と気になり読むことにしました。


一読して、鈍感な私は最後の2行の意味がわかりませんでした。

斜め読みが原因だったのかもしれません。

確かに、「ここおかしいな」「誤植かな」と思う箇所はあったのですが、自分の記憶違いかもしれないと流していました。

再度読み返して、途中でやっと気付きました。

確かに、仕掛けが隠されていました。

爽やかな恋愛小説からドロドロした恋愛小説へと印象が変化してました。

ただ、注意深く読まなければ、矛盾点には気付いても、謎解きには至らないかと思います。


最近読んだ本の中では、最も印象的な1冊でした。


2012年3月加筆

読後から1年以上経っても、強烈に印象が残っている本です。

恋愛小説とミステリー小説が嫌いじゃなかったら、読んだ方がいいですよ!!



【参考リンク】

ゴンザの園さま
 トリックの解説があります。


【関連商品】
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