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九月が永遠に続けば  沼田まほかる
2012年05月04日 (金) | 編集 |
評価☆

「九月が永遠に続けば」
沼田 まほかる 著

新潮文庫



第5回ホラーサスペンス大賞受賞作


【九月が永遠に続けば の紹介】

主人公・佐和子は高校生の息子と二人で暮らしています。
しかし、佐和子が自動車教習所の教官と密会した日の夜、息子は失踪します。
夜にゴミを出しに家を出たまま、帰って来なかったのです。

サンダル履きに財布も持たずに失踪した息子を心配する佐和子。
事件に巻き込まれたのかと不安に襲われます。
追い打ちをかけるように、佐和子の身辺には、さらなる事件が起こります。


【九月が永遠に続けば の感想】

「まほかる」という著者名の珍しさから手に取りました。
沼田まほかるは、主婦、僧侶、会社経営の経歴をもつ異色の作家です。
本のキャッチコピーは「読書界を震撼させたサスペンス長編」。
ホラーサスペンス大賞の受賞作ということで、読む前から心臓の鼓動が高まるような錯覚をおぼえました。

失踪物の小説(そんなジャンルはあるのか?)といえば、犯罪や組織的陰謀が関わることが多いように思います。
「九月が永遠に続けば」では、そんな非現実的な事件ではなく、日常生活の延長線上にあるような状況で展開していきます。

そして、エロティックでグロテスクな一面も持っています。
心の奥底をナイフでえぐられるような不快さです。
精神的な刺激を避けたい人は、読むべきではありません。

小説としては「ホラー」としての怖さを感じなかったものの、読む手を止まらせない面白さがあります。
私は病院の待ち時間に読んでいたのですが、この本のおかげで全く退屈しませんでした。
もう少し待ち時間が長くても、ストレスにならなかったと思います。
読み残しは、電車の中で少しずつ読むつもりが、我慢できずに、帰宅後に最後まで読んでしまいました。



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